FX初心者が知っておきたい知識

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FXで継続して勝ち続けていくためには、FX取引をする上で知っておきたい知識があります。

そこで、今回は、FX初心者が知っておきたい知識として、FX取引のリスクマネジメント、FX取引を始める前に知っておきたい知識についてまとめました。

FX取引のリスクマネジメント

FXは、レバレッジ取引により大きな収益を得ることがありますが、大きな損失が生じることもあります。取引を開始する際は、FXの仕組みやリスクについて十分に理解する必要があります。

ここでは、FXの主なリスクについて取り上げます。

価格変動リスク

通貨ペアのレートは、市場の状況によって絶えず変動しています。FXの取引では、レートが売買の予想と反対の方向へ動いた場合に損失が生じるおそれがあります。また、 FXはレバレッジ取引ができるため、レートが急激に変動した場合に損失が証拠金を上回ることがあります。

信用リスク

FXは、FX会社との相対取引のため、取引の相手方となるFX会社の信用状況によっては損失が生じるおそれがあります。

信託保全について

信託保全は、FX会社へ預けた証拠金、取引損益、スワップ損益をFX会社の資産とは区分して、信託銀行に信託することにより、万が一FX会社が破綻した場合でも資産を保全する仕組みです。

信託保全は、自分の資産を守るためにもFX会社選定の際に確認しておきたいところです。

ロスカットリスク

各FX会社ごとに定めるロスカット水準に達すると、ロスカットルールに基づきすべてのポジションを自動的に強制決済します。そのため、FX取引を行う際は、余裕を持った証拠金で取引しておきたいところです。

流動性リスク

FX取引では、主要国の祝日、市場のクローズ間際、市場のオープン時などの流動性が低下した場合に、為替レートの提示や注文の成立が困難になることがあります。また、スプレッドも大きく広がることがあるため注意が必要となります。

取引リスク

相場の変動リスクに対しては、取引の際に損切りを確実に行うことである程度対処できます。

スプレッド、入金・出金コストは、異なるFX会社を事前に比較検討する必要があります。

 特に、スプレッドはポジションを持つたびに発生するため、できるだけ狭いスプレッドを提供しているFX会社を選定することで、コストを抑制することができます。

FX会社のリスク

FX会社による出金拒否やサーバートラブルによって資金が失われる可能性もあります。

これらのリスクは、このような事態が発生する可能性も考慮して、リスクヘッジを考えておきたいところです。

例えば、万が一の場合に備えて、複数のFX会社に資金を分散させるなどの対策を取ることもできます。

また、事前に口コミや業績を調査し、信頼性の高いFX会社選定することが重要です。

 FX取引を始める前に知っておきたい知識

FXの取引には、裁量トレードと自動売買(EA)があります。

裁量トレードと自動売買

裁量トレードと自動売買についての基礎的な事項です。

裁量トレード

裁量トレードは、自分が「エントリーのタイミング」や「決済のタイミング」を判断し、自分で取引を行う方法です。取引は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行ったりして、チャートの値動きを予想して売買タイミングを見極めます。

FXで継続して勝ち続けるためには、この裁量トレードのスキルが必要な要素です。しかし、日々刻々と変化する相場に対して、値動きの強さや方向性を見極めるには時間と労力が必要となり、簡単にスキルを習得することは難しいと言えます。

また、裁量トレードは、人が行うのでどうしても主観、感情、情報に左右されがちになるところも習得が難しい点です。

しかし、裁量トレードを習得してFX勝ち組トレーダーになった人は、継続して為替相場から利益を獲得することできるようになります。

そして、裁量トレードを習得してFX勝ち組トレーダーになった人は、トレードの効率化を目的に裁量のスキルを利用して自動売買(EA)をコントロールすることもできます。

自動売買(EA)

自動売買(EA)には、すべてを自動に任せる完全自動売買と裁量判断でEAをコントロールする半裁量半自動売買があります。

完全自動売買は、あらかじめ決められた取引ルールで機械が自動で取引を行います。つまり、裁量トレードのように日々刻々と変化する相場に対して、自分が「エントリーのタイミング」や「決済のタイミング」をその都度判断する必要がなく、機械が自動で取引を行ってくれます。

そのため、裁量トレードのように主観、感情、情報といったものに左右されることはありません。ただし、取引ルールの判断は、自分が行いますので、取引ルールの選択を誤れば利益の出ないこともあります。

半裁量半自動売買は、日々刻々と変化する相場に対応するため、裁量判断を取り入れて自動売買をコントロールします。例えば、エントリーを裁量で判断し、決済を自動売買に任せるといった使い方などです。

実際に自動売買を使用して勝ち続けている人は、裁量判断を加味してEAをコントロールするという方法が多いようです。

FX勝ち組トレーダーになるための3M

FX勝ち組トレーダーは、よく言われているMethod:手法、Money(Money management):資金管理、Mental(Mental control):メンタルの3Mを意識して、自分の中でルール化している方が多いという特徴があります。

Method:手法

FXで取引を行う際には、様ざまな角度から相場を分析することは重要です。例えば、一つの指標結果や値ごろ感で安易にトレードしてしまうと、相場の方向性を見誤り大きな損失につながることもあるからです。

相場分析の手法は、主に「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。

ここでは、ダウ理論の「平均はすべての事象を織り込んでいる」という考えに基づき、テクニカル分析中心とした手法に特化します。

テクニカル分析は、過去の価格推移を元にして相場を予測するため、過去の値動きを示すチャートを用いて分析します。

価格推移を元にするテクニカル分析には、「過去のパターンが繰り返される可能性が高い」との考え方が根底にあるため、似たようなパターンを探して相場予測を立てることになります。

テクニカル分析をするチャートは、投資家心理が反映されていると言われており、縦軸が価格、横軸が時間軸となっています。投資家は、このチャートを見ながら売買のタイミングを探しています。

多くのトレーダーは、チャート上の移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、一目均衡表といったインジケーターを組み合わせて用いて売買判断をしています。

FXで勝ち組トレーダーになるためには、相場を「自分で分析し、自分で判断し、自分で売買する」という取引方法である裁量取引を習得することが必要になります。このときの裁量取引の根拠のひとつとして、インジケーターを利用する方も多くいます。

Money(Money management):資金管理

FX取引は、ギャンブルではなく、投資として考えるのであれば、資金管理は重要な項目です。

FXで安定した収益を狙うためには、1回のトレードによる損失額を多少の連敗をしても口座資産に大きな影響を与えない程度の金額に設定するというのが大切です。

一般的な話として、投資の世界では、有名なルールとして2%ルールというものがあります。これは、投資における1回のリスクを2%以内に抑えるというものです。口座資産に変動があった場合は再計算を行い、一定割合のリスクを保つようにします。

つまり、口座資産が減少した場合は、1回あたりのトレードリスク金額も減らし、連敗によるショックを少しでも軽減するというものです。このルールをしっかりと守っていれば、たとえ連敗が続いたとしても、資産の多くを残せるため再出発が可能というものです。

投資における1回のリスクは、人によってメンタルの影響も異なりますので、自分に合った資金管理をすることが大切です。

また、FXの勝ち組トレーダーになるためには、マネーマネジメントの側面から考えて、勝率と損益比率の関係を意識してトレードをしなければ、右肩上がりの資産曲線を描くことが難しいとされています。

このことを考えるには、バルサラの破産確率が参考になります。

バルサラの破産確率の詳細は、下記の記事で確認できます。

Mental(Mental control):メンタル

実際のトレードでは、最終的にメンタル的な要素も大きいと思います。メンタル考える際は、人間の投資行動示したプロスペクト理論が大切です。

プロスペクト理論

人が投資を行う場合に損大利小のトレードになってしまうのは、プロスペクト理論で説明できます。この理論でダニエル・カーネマン氏は、ノーベル経済学賞を受賞しています。下図は、価値関数のグラフです。

価値関数のグラフは、縦軸に価値(投資家の心の価値)、横軸に利益・損失を表しています。

人は、上図でもわかるように利益よりも損失を出した時の方が価値が大きくなるのです。例えば、FXで10万円の利益を出した喜びの感情よりも10万円の損失を出した感情の方がはるかにダメージが大きいということになります。つまり、損失に対する恐怖感が大きくなるということです。

プロスペクト理論の詳細は、下記で確認できます。

FX取引までの手順

過去検証

実際にFX取引を始める手順は、まずはチャートを用いて過去検証を行ってトータルで利益になるような自分に合った取引ルールを見つけ出すことが必要です。

初めてFXに取り組む方は、何から過去検証をしていいのかわからないので、手始めに書籍やFX情報商材などを利用して過去検証のコツを掴むのも有効な方法です。しかし、ここで気をつけなければならないのは、ノウハウコレクターにならないことです。そのためには、過去検証をしっかり行ってトータルで利益になることを確認することが重要です。

デモトレード

次に、デモトレードを行います。デモトレードとは、仮想のお金を使用してFXの取引を行える機能のことです。多くのFX会社でデモトレードは用意されており、無料で利用できます。

デモトレードは、トレードの結果に応じて仮想のお金は増減しますが、自分の資金には影響はないので、FXの取引を練習したい人におすすめです。

デモトレードでは、過去検証の時に見つけた自分の取引ルールで取引を行い、トータルで利益になるかを確かめます。このとき、利益が出なかった場合は、過去検証に戻って取引ルールを再検証して見直します。

特に、これからFXを始めるという方は、デモトレードで十分練習してから実際の取引に取り組むべきです。ただし、 デモトレードは、仮想のお金を使用して いるためメンタル的な負荷がな少なく、十分練習したとしてもリアルトレードで同じような結果になるとは限らないことを認識することも重要です。

ある程度の期間練習してデモトレードで利益が出た場合は、リアルトレードを行います。

リアルトレード

リアルトレードを始める際は、最小ロットなどの低いロットで取引を開始して、ある程度の期間利益が残るようになってから徐々にロットを上げていきます。

リアルトレードでトータルでマイナスになる場合は、リアルトレードを休止し、過去検証に戻ってトレードを振り返って成績がトータルプラスになるまで確認し、デモトレードでもトータルプラスになることを確認し、リアルトレードに戻るようにします。

また、リアルトレードは、デモトレードと同じような結果になるとは限らないことを認識して、最小ロットなどの低いロットで取引する期間を長く設定して、徐々にロットを上げていくのもメンタル面を考えた良い方法です。

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