2021年9月24日 2022年11月9日

FX自動売買とは？初心者が知っておきたい活用方法！完全自動売買の奇跡のトレードシステムをご紹介

サラリーマンや主婦などの現代人は、非常に忙しく、FXに興味があってもなかなか取り組む時間を確保できないという問題があります。

このようなことから、簡単にはじめられて手間のかからない自動で取引を行う自動売買（EA）を好む方も多いと思います。

そこで、今回は、自動売買について取り上げます。

FXの自動売買とは?

FXの自動売買（EA）とは、あらかじめ決めたられた取引ルールに従って自動的に売買することです。

例えば、

・移動平均線がクロスしたらエントリー

・ボリンジャーバンドにタッチしたら決済

などです。

このような取引条件をあらかじめ設定し、システム化することで自動的に取引が可能となります。

この自動化されたシステムを利用することで、サラリーマンや主婦などの忙しい方でも簡単に「自動売買」で取引を始めることができます。

裁量トレードと自動売買の比較

FXの取引には、裁量トレードと自動売買があります。

裁量トレード

裁量トレードは、自分が「エントリーのタイミング」や「決済のタイミング」を判断し、自分で取引を行う方法です。取引は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行ったりして、チャートの値動きを予想して売買タイミングを見極めます。

FXで継続して勝ち続けるためには、この裁量トレードのスキルが必要だと思います。しかし、日々刻々と変化する相場に対して、値動きの強さや方向性を見極めるには時間と労力が必要となり、簡単にスキルを習得することは難しいと言えます。

また、裁量トレードは、人が行うのでどうしても主観、感情、情報に左右されがちになるところも習得が難しい点です。

自動売買(EA)

自動売買には、すべてを自動に任せる完全自動売買と裁量判断でEAをコントロールする半裁量半自動売買があります。

完全自動売買は、あらかじめ決められた取引ルールで機械が自動で取引を行います。つまり、裁量トレードのように日々刻々と変化する相場に対して、自分が「エントリーのタイミング」や「決済のタイミング」をその都度判断する必要がなく、機械が自動で取引を行ってくれます。

そのため、裁量トレードのように主観、感情、情報といったものに左右されることはありません。ただし、取引ルールの判断は、自分が行いますので、選択を誤れば利益の出ないこともあります。

半裁量半自動売買は、日々刻々と変化する相場に対応するため、裁量判断を取り入れて自動売買をコントロールします。例えば、エントリーを裁量で判断し、決済を自動売買に任せるといった使い方などです。

実際に自動売買を使用して勝ち続けている方は、裁量判断を加味してEAをコントロールするという方法がが多いように思います。しかし、この裁量判断の習得には、非常に難しいものがあります。

完全自動売買のメリット

ここでは、初心者の方でも取り組みやすい完全自動売買について取り上げます。完全自動売買のメリットには、次のようなものが挙げれます。

24時間取引チャンスを逃すことがない

FX市場は、平日24時間取引することが可能です。しかし、裁量トレードの場合は、就寝時や忙しい時などの取引できない時間帯もありますが、機械任せの完全自動売買では、チャンスを逃すことなくトレードすることが可能です。

感情に左右されずに取引ができる

FXはリスクのある投資なので、損失を抑えて運用することが大切です。しかし、人がトレードを行う場合、実際に損失が膨らんだ場合に、「損をしたくない」という感情で損切りを躊躇してしまい結果的に損失が大きくなる場合があります。

しかし、完全自動売買では、利確だけでなく損切りも自動で行うことができますので、計画的な運用が可能となります。

システム任せだから売買のタイミングに迷わない

FXで難しいのは、売買タイミングです。トレーダーは、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使して、チャートの動きを監視しています。

しかし、完全自動売買はステム任せだから売買のタイミングに迷うことはありません。

難しい分析は不要

FXで勝ち続けるためには、裁量のスキルが必要となります。つまり、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の難しい知識が必要となります。忙しい方にとっては、気軽にできるものとは言えないところがあります。

完全自動売買は機械が自動で取引を行うので、そういった人達にとって非常に有効な手段となり、難しい知識がなくても「あらかじめ決まった取引条件選択するだけ」で取引を始めることができます。

簡単に始められる

完全自動売買は、裁量トレードと比べると難しい知識を必要としないことから、初期のセッティングをするだけで比較的簡単に始めることができます。

完全自動売買のデメリット

売買ロジックがブラックボックスのものがある

完全自動売買には、どういうルールで売買されているものなのか公開されていないものがあります。

この場合は、利用者はロジックを知らなくてもシステムを使用することができますが、なぜ勝ってなぜ負けたのか知ることができないので、学習効果が期待できません、

変化する相場環境に対応できない

完全自動売買は、あらかじめ決められたルールで取引を行うので、日々刻々と変化する相場に対応できないときもあります。

ドローダウンが大きくなることがある

決められたルールに合致しない相場環境の時は、負けトレードが増えて、資金の落ち込み幅が大きくなることがあります。

自動売買の活用方法

FXはリスクを伴う投資なので、リスクヘッジを考えておく必要があります。特に、自動売買は、裁量トレードとは違い、システムにお任せのところがありますので、その傾向が強いです。

自動売買のリスクヘッジでは、ポートフォリオを組むのが一般的です。ポートフォリオとは、手法の異なる複数の売買システムを組み合わせることです。これにより、個々の売買システムがお互いがお互いを補完しあうような形にすることでリスクヘッジを行います。

複数の売買システムでは、半裁量半自動のもと全自動を組み合わせるのも有効な活用方法です。

半裁量半自動売買

半裁量半自動売買は、日々刻々と変化する相場に対応するため、裁量判断を取り入れて自動売買をコントロールします。特に、エントリーを裁量で判断し、決済を自動売買に任せるといった活用方法がおすすめです。

エントリー時は、サインツールでサインのお知らせ機能を使い、裁量判断によりサインの取捨選択を行い、エントリーの可否判断を行います。決済は、自動売買に任せてトレードを行います。

これにより、忙しい方でも時間を効率的に使うことができますので、トレードに取組みやすくなります。

完全自動売買

完全自動売買は、あらかじめ決められた取引ルールで機械が全自動で取引を行います。

完全自動売買は、完全にシステム任せの使い方です。初心者の方や忙しい方にとっては、難しい相場分析や相場に張り付かなくてもいいので、魅力的な方法です。ただし、日々刻々と変化する相場に対応できない側面がありますので、複数の売買システムでポートフォリオを組むのが有効的です。また、人によっては、相場環境を見極め完全自動売買の稼働、停止の判断をしている方もいます。

完全自動売買の使用目的では、日々の収益のほかに投資信託のように長期の資産運用という視点で使用するという方もいます。