ダウ理論を知ると、相場の見方が変わる

FXのチャート分析を学び始めると、必ずと言っていいほど出てくるのが
「ダウ理論」
という言葉です。
名前は聞いたことがあっても、実際にチャート上でどう使えばいいのか、
いまひとつピンとこない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダウ理論の基本的な考え方を、初心者にも分かりやすく
整理します。
あわせて、この考え方を自動で視覚化してくれるインジケーター
「トレンドラインPro3」
の例も紹介しながら、実際のチャートでどう役立つのかを見ていきます。
ダウ理論とは何か?

100年以上前からある相場の基本理論
ダウ理論は、1900年代初頭に体系化された、相場分析の基礎となる考え方です。
現在でも、多くの市場参加者が意識する判断基準として使われており、アルゴリズム
取引の世界でも活用されています。
考え方の土台には、
- 市場はすべてを織り込む
- 価格はトレンドを形成する
- 歴史は繰り返す
という3つの前提があります。相場が上下を繰り返すのは偶然ではなく、人間の心理
や群衆行動の偏りが繰り返されるからだという考え方です。
見るべきは「高値」と「安値」
ダウ理論でチェックするのは、チャートの山にあたる「高値」と、谷にあたる「安値」
です。
買いが強ければ価格は上がり、売りが強ければ価格は下がる。その結果を表したものが
チャートであり、値動きは上げ止まりと下げ止まりを繰り返しながら、波のように動いて
いきます。
この高値・安値は「節目」として市場参加者に意識され、反発やブレイクの起点に
なりやすいポイントとされています。
トレンドの定義を覚えよう

上昇トレンドと下降トレンド
ダウ理論では、トレンドは次のように定義されます。
- 上昇トレンド:高値も安値も切り上がっている状態
- 下降トレンド:高値も安値も切り下がっている状態
高値と安値の「両方」が同じ方向に動いていることが条件です。どちらか一方だけでは、
明確なトレンドとは言えません。
トレンドではない状態もある
高値・安値の動き方が揃わない状態は、トレンドに該当しない「横ばい」として
扱われます。厳密には、高値は切り上がるのに安値は切り下がる「逆三角(拡大)」と、
高値は切り下がるのに安値は切り上がる「三角(収縮)」の2種類に分けられます。
前者は急な値動きが出やすい反面ダマシも増えやすく、後者はブレイクを待つ持ち合い
の局面として捉えられます。
※裁量トレードの補助となるツールは、下記の記事で整理しています。
👉 「トレンドラインPro3」の評判・使い方を徹底レビュー!「ライン迷子」を卒業させてくれる裁量補助ツールか?
トレンド継続と終了の境目

上昇トレンド中の直近の安値を「押し安値」、下降トレンド中の直近の高値を「戻り高値」
と呼びます。
押し安値を下抜けると上昇トレンドの終了、戻り高値を上抜けると下降トレンドの終了
とみなすのが、ダウ理論に基づいた基本的な考え方です。
この節目を知っておくだけでも、
「どこまでならトレンド継続と判断できるか」
の目安を持てるようになります。
「トレンドラインPro3」で視覚的に学ぶ

ここまでの内容を、実際に手作業でチャートに当てはめていくのは、初心者にとって
決して簡単ではありません。高値・安値の候補は無数にあり、どの波を基準にすべきか
迷いやすいためです。
「トレンドラインPro3」は、このダウ理論の判定を、最小の波から順に9階層で自動的
に行い、上昇・下降・逆三角・三角を色分けして表示してくれるインジケーターです。
パネル操作で階層を切り替えられるため、
「この波はどう判定されているのか」
をチャート上で確認しながら学べる点が特徴です。
まとめ

ダウ理論は、小手先のテクニックではなく、相場を読むための土台となる考え方です。
高値・安値の切り上げ・切り下げでトレンドを判断するというシンプルな原則を押さえる
だけで、チャートの見え方は大きく変わります。
最初は難しく感じても、実際のチャートで高値・安値の並びを繰り返し確認していく
うちに、自然と身についていく考え方です。
「トレンドラインPro3」は、このダウ理論の判定を、最小の波から順に9階層で自動的
に行い、上昇・下降・逆三角・三角を色分けして表示してくれるインジケーターで、
裁量トレードの補助となります。
※裁量トレードの補助となるツールは、下記の記事で整理しています。
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